ひふみ投信の海外株式投資戦略と上場ベンチャー投資戦略-ひふみアカデミー2017年7月

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こんばんは。
ぺーろんです。
今日は、ひふみ投信の月次報告(2017年6月)とひふみアカデミーの動画配信がありました。
今回、私が注目した点を紹介します。




ひふみ投信
(資料)
ひふみ投信月次報告書(ひふみのあゆみ)2017年6月度
ひふみアカデミー2017年7月の運用報告

1.海外株式投資戦略

過去記事でも紹介しましたとおり、ひふみ投信は米国株投資を開始しました。
藤野社長がメディアのインタビューで銘柄投資したと言及していましたが、今回のレポートで銘柄が公表されています。それが次の2銘柄です。

・マイクロソフト(MSFT)
・アマゾン・ドット・コム(AMZN)

2017年6月末時点の組入順位はマイクロソフトは3位(組入比率1.7%)、アマゾンは7位(同1.4%)となっています。
銘柄選定の理由として、マイクロソフトはビッグ5のうち株価が出遅れている点、アマゾンはEC事業において、他社を圧倒する優位性を持っている点をひふみアカデミーにて言及していました。

アメリカ株については、昨年から現地調査を行っており準備はしてきたとのこと。
当面は10%の範囲内で投資を行い、数銘柄追加する可能性があるようです。
そして、今回ひふみアカデミーで語られていたのは、中国への現地調査を行ったとのこと。
近いうちに中国株への投資が行われるのではないかと私は思っています。

2. 上場ベンチャー投資戦略

上場ベンチャー株への投資も行っていき、今回、テラ(2191)の第三者割当増資を10億円引き受けたとのこと。(テラのプレスリリース)
第三者割当増資はやりたかった戦略のひとつであると藤野社長は語っています。
時価総額が300億円に達するまでは、上場ベンチャーはなかなか資金が調達できない。また、公募増資をやるにしても証券会社が儲からないとできないなどのハードルがあり、成長の可能性を秘めている上場ベンチャーに対して第三者割当増資をすることによって、受益者、投資先、レオスそして社会にとって利益がある「四方よし」の目指したいとひふみアカデミーで語っていました。

3.最後に

2017年6月期の運用成績はTOPIX(配当込み)が3.0%に比べひふみ投信は1.4%と下回りましたが、新たなひふみ投信の投資戦略が今後どのような結果をもたらすのか、引き続き注目していきます。

ぺーろん

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