もともと投資信託やiDeCoのことを書こうと立ち上げた弊ブログですがいつも間にか、IPOの抽選結果ばかりになってしまいました。
理由は書くネタがないから。
ブログネタとして取り上げている以上、IPOっておすすめなんでしょと思われている方も多いかもしれませんが、私はIPOには否定的な立場を取っています。
1.IPOは当たらない
10年前ぐらいまではよく当たっていたといわれるIPOですが、今は本当に当たらなくなったといわれています。雑誌やネットでIPOで一撃〇〇万とか書かれたら誰でも参加しますよね。
参加者が増えれば当たる確率が下がります。
だから当たらない。
儲かるIPO案件というのは話題性もありますが、基本となるのはやはり需給。
公募枚数が少なければ少ないほど希少価値が上がり価格が上がります。
当然そんな案件に応募しても当たりません。
2.抽選配分されるのは10%
証券会社が抽選で配分する割合は10%としているところがほとんどです。残りの90%は機関投資家や対面取引をする個人投資家に配分されます。
IPOブロガーでよく当たっている人は店頭裁量配分です。
店頭裁量を受けられるような資産を持ち、営業担当の付き合いで買いたくもない商品を買える投資家であればIPOは有益だと思いますが、私を含めたほとんどのIPOチャレンジャーはネット取引オンリーでIPOをゲットしようとしています。
わずか10%に群がるライバルはたくさんいます。当たるわけないですよね。
3.資金拘束による機会損失
IPOにエントリーする際、資金拘束する証券会社が多いため、資金が少ない投資家がIPOにエントリーすると通常の投資に振り向ける資金が少なくなります。IPOは当たらなければ利益は出ません。今のような上層相場の場合はかなりの機会損失となります。当たらないIPOに資金を回すのであれば、普通に株や投資信託の取引をした方が儲かると思います。4.IPOではお金持ちになれない
IPOではお金持ちにはなれません。なぜならば儲かる銘柄で大きくポジションを取ることができないからです。儲かる銘柄は当たらないのだから。大金持ちになれるとすればセカンダリーで大きくボジションを取ることだと思いますが、上場直後は値動きが激しいためギャンブルだと思います。5.IPOはどんどん当たりにくくなる
IPOは時間が経つにつれどんどん当たりにくくなります。なぜならIPOのトップブロガーの多くがIPOは「リスクなく(少なく)儲けられることができる」と煽っているからです。彼らはライバルが増えても問題ありません。アフィリエイトやIPO以外の投資方法で儲けることができます。先行者の特権ですよね。
6.ぺーろんの視点〜IPOをやる暇があったら投資の勉強を
IPOは結構めんどくさいです。公募価格割れでない銘柄であるか見極めるリサーチは必須です。エントリーする際は、証券口座に資金を入金するとともに、目論見書の確認などいろいろと手順を踏んでようやくエントリーできます。1件申込みするのに結構時間がかかります。そんな時間があるのであれば、投資の勉強をしてIPO以外の手法で儲けられるスキルを身に着けた方がいいです。いつ拝めるかわからない「当選」の二文字を期待するより、自らの力で勝ち取れる投資手法を確立する方が投資の王道であり億り人への近道です。
これらのデメリットを理解した上で、居てもなにも報われない賽の河原に留まるのであれば、私と一緒に石積みしましょう。地蔵菩薩に救済されるその日が訪れるまで・・・
ぺーろん
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